旧つゆらゆら

なんでもかんでも中途半端な中年が、何か残したいとはじめました

福岡縣護国神社

西鉄福岡天神駅の南口から国体道路を西へ約2km(徒歩25分程度)、護国神社に行ってきました。

護国神社というと各地にあるので福岡縣護国神社と書くほうが正しいんですかね。

 

車通りも多く両サイドにお店が並ぶエリアを歩き、六本松方面へと抜ける三差路まで来ると、目の前に大きく看板が見えます。

左へに向かうと六本松方面でまだまだにぎやかな通りなのですが、直進すると右手には大濠公園、左手には護国神社からNHK、大濠高校とちょっと静かな通りになっていきます。

 

恥ずかしながら、福岡には長く住んでいるものの護国神社に来るのははじめてでした。

 

 

福岡縣護国神社

御鎮座 昭和18年4月30日

御祭神 明治維新より大東亜戦争に至る福岡県出身の殉国の英霊12万柱(とあったもののHPには約13万柱となっている)

 

意外と、と言っていいものなのか、新しい神社なんですね。

そもそも護国神社というものは、国家のために殉難した人の霊を祭るものと、今回初めて知りました。国を護るとあるので何となく古いもののような気がしていましたが、そういうわけではないんですね。

 

本殿前は大きく開けていてものすごく見晴らしがよかったです。

 

8月13~16日の間、みたままつりが行われていてライトアップされていたようで、ちょうど電飾を外している最中でした。

お昼間に来るのなら電飾の柱はちょっと武骨……片付いてからまた見にこようかな。

 

境内にもう一つ、掘出稲荷神社がありました。

赤い鳥居の奥に赤い幟がならぶこじんまりとしたお社です。

 

お写真なんかギラギラしとるー!!

 

末社 掘出稲荷神社

御祭神 倉稲魂神(ウカノミタマノカミ 宇迦之御霊神)

御神徳 五穀豊穣・商売繁盛・家運繁栄・大漁満足

由緒

大正年間福岡歩兵聯隊兵士の夢枕に立たれ「吾は祐徳稲荷の弟なり 永き年月埋められたままである 今こそ吾を掘り出し 吾を祀れ」と御神託がおり、その処から稲荷神の御神体が掘り出されました。その史実の基づいて掘出稲荷と命名されました。

 

文字通り掘り出されたから掘出稲荷なんですね。

祐徳稲荷神社には以前行ったことがあるのですが、こうしてつながりがあるところに行くとまた行ってみたくなりますね。

 

 

境内を一周して戻ってくると、入り口の目の前は福岡市美術館

館内のカフェでお茶をして涼んできました。